脳楽習 (言語リハビリのIT教材)
まったく新しい形の言語リハビリテーション。
ミカタオリジナルの言語リハビリIT教材『脳楽習』では、電子黒板とタブレットを連動させた集団リハビリテーションを従来よりも手軽におこなうことができるようになりました。
この電子教材は、言語リハビリ特化型デイサービス開設時から言語聴覚士が言語療法として、
延べ6万人に提供してきた教材やリハビリ手法に基づいたオリジナルのものです。
IT機器によるリハビリテーション専門職作成の認知リハビリ教材は、ミカタの他に国内において確認できておらず、全く新しい取り組みと言えます。
この「脳楽習」がこの度、日本全国の介護施設様・デイサービス様で利用できるサービスとしてご提供できるようになりました。
*この教材は『脳楽習(のうがくしゅう)』の名称で2015年に商標登録済です。
すでに複数のリハビリ施設、介護施設、デイサービス様にご導入いただき、実績のあるシステムとなっています。
『脳楽習』のシステムとは?
当社がこれまで各事業所で各々紙ベースで作成・管理していた教材を体系化し「電子化」したものです。
当社では現在、この『脳楽習』がクラウドストレージにて千葉4全拠点に共有化され、どの拠点でも同内容の教材を使用して学習することができます。
また、教材の内容は毎月タイミングよく配信、更新されますので、その日の利用者の関心や能力に合わせた教材を選ぶことができます。
当然脳楽習をご契約いただいた施設様も、同様のサービスを受けることが可能になっています。
『脳楽習』の内容とは?
興味を引き出すために、地理・歴史・スポーツ・音楽・文化など多様なジャンルを揃え、言語障害の重症度に偏らないように難易度にも配慮し作成しました。
また、文字形式の教材に合わせて、映像表示しビジュアル化したIT教材を365種類作成。
利用者全員に見やすい大きさや位置などを見極め、一定の規格化を図りました。
この電子教材は、言語リハビリ特化型デイサービス開設時から言語聴覚士が言語療法として、延べ6万人に提供してきた教材やリハビリ手法に基づいたオリジナルのものです。
グループ利用を前提としたコミュニケーション回復力アップ
教材を大型テレビ等に表示し、情報の明確化・可視化を図り、言語障害の重症度が違う利用者全員が共通理解を図り同時に参加できるように配慮しました。
参加者全員が質問に答え、他者の応答を聞き、それをヒントに発言し、経験や意見を語り合うなどコミュニケーションが広がります。
1人の講師役と脳楽習だけで、数人~数十人のグループまで利用できます。
【新機能】言語リハビリで役立つ体操コンテンツを追加!
脳楽習では、新たに集団体操に役立つ体操教材(動画教材)を追加しました!
その一部を、下記の40秒バージョンの動画でご紹介しています。
「言語療法+理学療法+音楽療法」の専門職が作成した、「体操+脳トレ+リラクゼーション」にご利用いただける体操動画コンテンツです。
興味を引き出すため、多数なジャンルを揃え、言語障害の重症度を考慮して作成しました。
動画は全部で15種類あります。
動画の詳細をお知りになりたい方は、「言語リハビリ動画一覧ページ」をご覧ください。
利用者に飽きさせず、また言語リハビリに役立つことがご自身で感じられるため、皆さん真剣に体操に取り組んでくださいます。
その間、施設スタッフは「見守り」あるいは「次の業務の準備」に取り掛かれるなど、その効果は、利用者様だけでなく、脳楽習を導入した施設の皆様からも感謝の声が届くほどです。
脳楽習が望ましいとするエビデンスは?
「脳の活性化」を脳血流実験で証明
課題時の脳組織への酸素供給を行うオキシヘモグラビン値は、青・緑・黄色・赤の順で増加を示します。
計測の結果、脳の血流促進が認められました。(下図)
医師からの推薦コメント
各賞の受賞歴
ITを活用した介護事業への取り組みは、経済産業省「2016 攻めのIT経営中小企業百選」選定、千葉元気印企業大賞「第20回記念特別賞」受賞ほか、多くの受賞・認定を頂きました。
脳楽習を使っている様子(動画:様々な教材の紹介)
脳楽習のシステム構成図
脳学習システムレンタル
多数のお問い合わせをいただいております。
ミカタが開発した『脳楽習』のシステムをレンタルいたします。
これさえあれば、より手軽に、より簡単に、言語リバビリテーションを遂行することが可能です。
面倒な設定などは一切ありません。
操作は誰でも手軽なタブレット方式。
設置の際には担当者がお伺いさせていただき、ご説明さしあげます。
導入前デモンストレーションに、お伺いすることも可能です。
ぜひお問い合わせください。
〜「年齢と共に脳の機能は衰えていく」と以前は言われていましたが、
脳も他の体の部位と同様にリハビリテーションが可能です。
近年進んだ研究の一つに、目的に沿った思考の一時保管場所としての「ワーキングメモリー」があります。
『脳楽習』は言語療法のスペシャリストである言語聴覚士が作成した言語療法オリジナル教材です。
「ワーキングメモリー」の向上・維持を目的要素に加え、言語・学習療法教材集として誕生しました。
『脳楽習』教材は、利用者の能力レベルに合わせた教材選択が可能であり、教材は随時更新されます。
体系的な学習・訓練を促進することができます。
また、『脳楽習』で学習した際の脳血流の変化を、近赤外線光分析法で検証しています。
興味を持って頂ければ幸甚です。〜
順天堂大学医学部リハビリテーションセンター病院リハビリテーション部長:鈴木康司医師
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